? 住まいとは、家族が生活する場所です。家族が歳をとるにつれて、生活スタイルも変化していきます。その変化にいつでも対応できるような住まいづくりをお手伝いしたい、と私は考えます。
木材を主とする素材の持つ香り、手触り、あるいは窓から通り抜ける風の音、家族の気配、室内の空気など、視覚だけでなく、五感に訴えかけるような家をつくっていきたいと思います。
家というものは、建てて完成というわけではありません。住みながら付け加え、変化させることによって、家族とともに成長し続けるものなのです。永い付き合いとなる我が家です。あとで後悔しない家づくりをしてみませんか?
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心地よい住まいとは?
その1.「 住み心地」という、目に見えないもので評価される住まい
衣服には着心地、靴には履き心地という見た目だけではない価値というものがあります。同じように、家にも他人の客観的な判断(外観)だけでは評価しきれない”住み心地”という主観的な判断が大切です。 何をするでもなく、ただ黙って座っていても快く過ごせる空間。そんな住む人がくつろげる住宅をつくることが最高の贅沢だと考えます。
その2.「家の佇まいはみんなのモノである」という、思いが込められた住まい
”建て主は建物を所有し、隣人は眺めを所有する”といいます。周囲の景観や自然との調和を考慮しながら、飽きのこない仕上げ・家づくりが大切です。
その3. 生活スタイルの変化にも対応できる、耐用性の高い住まい
現在、そして将来の家族構成(進学、結婚、誕生、同居、老後など)のことも考え、現在だけでなく将来にわたっても使いこなせる耐用性の高い住宅がのぞまれます。骨組み(柱・梁の位置など)と間取りが整合しつつ、かつ間取りの柔軟性がある昔の民家のような空間構成を、今一度見直す必要があると考えます。
その4. 閉じつつも開かれた住まい
夏涼しく、冬暖かい人工的環境に頼った閉じた暮らしは、感性も創造力も培われず、ちょっとした環境の変化にも対応できないようなモヤシっ子を育てる場になってしまいます。高断熱・高気密などの技術(テクノロジー)の力によって閉じるばかりではなく、その技術の恩恵をうまくいかし、設計(デザイン)の力によって開かれた空間をもった住まいを創造することが大切です。
家づくりは「3度建てて、やっと満足できる家が建つ」といわれるほど、見落としや気付かない箇所があるものです。他人まかせにしたり、建前だけで事を進めてしまうと「こんなはずではなかった!」と後悔することになりかねません。
家づくりの大切さを理解できる方のほとんどが プレハブ住宅系や建売り住宅型のような商品としての住宅に不満をもたれています。そして いくら建築や設備のプロでも、あなたの人生観・子育ての方針・家族についての考え方・生活の好み・将来の計画など、すべてを完璧に把握しているわけではありません。住むのはあくまでみなさんご自身です。みなさんご自身が中心の家づくりだということを忘れないで下さい。
「何を変えたいのか」そして「何に変えたいのか」を明確にした上で、「どうやって変えていくのか」を一緒に考えていければ、幸いです。